Welcome to MeshWeaver
これは何?
MeshWeaver(メッシュウィーバー)は、Unity上でメッシュを生成するエディタ拡張です。
得意分野
いわゆるソーシャルVRのホームワールドやイベントワールドを制作する上で、キューブ建築は卒業したいけど3Dモデリングソフトは敷居が高く感じる人向けのツールです。
そうでなくても、作った3Dモデルを直ちにUnity上で確認できて、微調整も簡単なので、ちょっとしたワールドをあっという間に完成させるのに向いています。
主な機能
- UnityのGameObjectとコンポーネントからメッシュアセットとプレハブを出力します
- UVを生成します
- メッシュコライダー用に頂点数を削減したメッシュを同時編集します
- 非破壊でプロシージャルにモデリングを行います
苦手分野
ポリゴン数の多いモデルはそれなりに重くなると思います。
また、室外の自然地形や人体のような有機的な形状を作ることはあまり想定されていません。 特に、アバターを作ろうとするのはお勧めしません。
ない機能
- シェイプキーやスキニングには対応しません
- スカルプトとか頂点押し出しみたいな機能はありません
- UVマッピングやUVのベイクはできません
- ライティングの設定や小物配置など、3Dモデリング以外の作業をアシストするわけではありません
インストール方法
MeshWeaverはプロジェクトウィンドウのPackages以下にインストールされます。 いくつかのインストール方法をサポートしています。
UPMでインストール(推奨)
MeshWeaverのパッケージはOpenUPMに登録されており、最新版へのアップグレードをUnityから行うことができます。
新規インストール
Unityのメニューの「Edit」→「Project Settings」で開くウィンドウから「Package Manager」を選び、以下の内容でScoped Registryを登録してください。
Name: OpenUPM
URL: https://package.openupm.com
Scope: net.kaikoga.meshweaver
アップグレード方法
UnityのPackage Managerからライブラリのバージョンアップを行ってください。
VPMでインストール(VRChatユーザー向け)
VRChat向けライブラリと併用する場合、MeshWeaverをVPM経由でインストールすると便利です。
新規インストール
VCCにvpm.kaikoga.netのリポジトリを追加する か、以下のURLを手動でVPMに登録してください。
https://vpm.kaikoga.net/index.json
MeshWeaverのVRChatプロジェクトへの追加は、VCCやVPM CLIから行ってください。
アップグレード方法
VCCやVPM CLIからライブラリのバージョンアップを行ってください。
UnityPackageでインストール(非推奨)
アップグレード時の問題を回避するため、いずれかのパッケージマネージャを利用することを推奨します。
新規インストール
ダウンロードページ または GitHubのリリースページ から最新版のunitypackageをダウンロードしてください。
アップグレード方法
おそらく以下の手順が確実です。
- アップグレード作業の際にシーン上のモデルデータが破壊されないように、「File」→「New Scene」などで空のシーンファイルを新規作成して開いておく
- 古いゴミファイルが残らないように、"Packages/net.kaikoga.meshweaver" ディレクトリを削除する
- 新規インストールの手順に従って新しいバージョンのMeshWeaverをインストールする
- 先ほど作成した空のシーンファイルはもう使わないので削除する
開発状況
インストールして試してみることができます。
現在のステートは 0.x.y {アルファ版} です。
0.x.y {アルファ版}
不安定版です。 アルファ版に実装されている機能およびコンポーネントは任意のタイミングで削除されたり、複数のコンポーネントが統合される可能性があります。 次のバージョンへのアップグレードによって生成されるメッシュの形状や挙動が変化したり、コンポーネントの設定内容が破壊されたりする場合があります。
0.x.y {ベータ版}
不安定版です。 次のバージョンへのアップグレードによって生成されるメッシュの形状や挙動が変化する場合があります。
1.x.y {リリース版}
安定版です。 バージョン番号の最初の数字が変化するたびに、生成されるメッシュの形状や挙動が変化する場合があります。
ドキュメント状況
基本的な説明は揃っていますが、最新版の情報は反映しきれていないかもしれません。
特にコンポーネントのリファレンスは激しく書きかけですが、フィーリングで掴んでいただければ幸いです。